OUR STORY
世界遺産の石見銀山がある町、大森町。
東京から飛行機で出雲空港まで約1時間半、そこから電車とバスを乗り継いでさらに約1時間半。なかなか交通の便が良いとは言えない所にある町です。
大森町に住んでいる町民は、わずか400人。
観光地ではありますが、町民は自分たちの日常の暮らしをとても大切にしており、山々に囲まれた自然豊かな景観と町並みを守りつつ、昔ながらの静かな里山の暮らしを営んでいます。
この町に唯一のパン・菓子屋が「ベッカライコンディトライヒダカ」。ドイツ語で「パン屋お菓子屋 ヒダカ」と言う意味です。
本場ドイツで5年余り修行し、ドイツ国家資格「製パンマイスター」を取得したオーナー・日高晃作が、この町に縁あって移住し、パン屋を開店したのが5年前。
同じくドイツで6年製菓を修行した「製菓マイスター」のパートナー・日高直子が、製菓を担当しています。
夫婦揃って、ドイツのマイスター
夫婦2人とも、ドイツで5年あまり製パンと製菓を学び、マイスターの資格を取得して帰国。夫婦でこの資格を取得している日本人は相当珍しいよう。
(後ろの壁に飾られているのが、ドイツの国家資格マイスターの称号の証明書、マイスターブリーフMeisterbrief )
(ドイツの名物パン、ブレッツェル。この独特の形は、人が腕組みをした形を模したものだとか)
パンの一番人気は「ブレッツェル」。カリカリな部分とふっくらした部分が一緒に楽しめる、ドイツ南部の名物パン。「ここのブレッツェルが一番美味しい」と、ドイツ人の方からお取り寄せされるくらいの人気です。
(本場ドイツ製のオーブンで焼き上げるバウムクーヘン。一本完成するのにおよそ5時間かかる)
お菓子の一番人気は「バウムクーヘン」。本場ドイツの製法にこだわり、ドイツ製のバウムクーヘンオーブンを使い、地元島根の厳選した素材で焼き上げています。
ですが、ヒダカで販売しているのは本場ドイツで学んだドイツパンや菓子だけではありません。
(6月に採れる、ジューンベリー)
(温泉津町の名産、アムスメロン)
地元で採れる、柚子や夏みかん、ベリー類や果物。この地域ならではの素材を使った商品も人気で、ここにしか無いオリジナルなパンやお菓子を販売しています。
地元素材を豊富に活用したジェラート店を本店隣にオープン
(古民家を再生した趣ある建物。左側がパン・菓子屋。右側がジェラートカフェ)
2021年には、パン屋の隣にカフェ&ジェラート店「アイスカフェ ヒダカ」をオープン。EIS(アイス)とは、聞き慣れない言葉ですがドイツ語でイタリアンジェラートの事です。
(イタリアではジェラートはスパチュラで三角に盛り付けられるが、ドイツでは一般的に、Kugel(クーゲル・球)といい、ボールのような形にディッシャーでスクープして供される)
ドイツの街には沢山のアイスカフェがあり、夏場には人々の大切な憩いの場となっています。大森町は小さな町ですが、地元の人々にそんなゆっくりくつろいで頂けるような場所を作りたいという想いがありました。
(ある日のジェラートカフェのショーケース。常時16種類の手作りジェラートとソルベが並ぶ)
ヒダカの製菓マイスターは、生まれは東京渋谷区。本場ヨーロッパで製菓やジェラートの作り方を学び、帰国。夫がパン屋を開いた機会に島根県に移住しました。
移住等初、近くの雲南市にある木次乳業の牛乳がとても美味しい事、また、近隣エリアでカボチャなどの野菜や、果物も柑橘、キウイ、メロン、果ては日本ではまだ見た事の無かった、ルバーブ(タデ科の、甘酸っぱいジャムなどに加工される、ヨーロッパではメジャーな植物)まで栽培されている事にびっくり。地元にある様々な美味しい食材を活用したアイスを作り始めました。
ここでしか食べられない、オリジナルなアイス作りを目指しています。
(一番人気のシシリーピスタチオと木次パスチャライズミルクが入ったアイス3種盛り。アイスの後ろに刺してあるのがバウムクーヘンラスク。カフェで使用するストロー、スプーンなどのカトラリーも、環境先進国・ドイツに倣い、極力エコフレンドリーなものを使用している。)
アイスカフェではドイツで学んだジェラートらしく、アイスにドイツの銘菓、バウムクーヘンのラスクを添えてお出ししています。
機会があったら、ぜひ大森町に遊びに来て下さいね。
ご来店をお待ちしています。
ベッカライコンディトライヒダカ
日高晃作・直子
Our Story
縁あって移住。東京・渋谷区から人口400人の町 島根県・大森町へ
世界遺産の石見銀山がある町、大森町。
東京から飛行機で出雲空港まで約1時間半、そこから電車とバスを乗り継いでさらに約1時間半。なかなか交通の便が良いとは言えない所にある町です。
大森町に住んでいる町民は、わずか400人。
観光地ではありますが、町民は自分たちの日常の暮らしをとても大切にしており、山々に囲まれた自然豊かな景観と町並みを守りつつ、昔ながらの静かな里山の暮らしを営んでいます。
この町に唯一のパン・菓子屋が「ベッカライコンディトライヒダカ」。ドイツ語で「パン屋お菓子屋 ヒダカ」と言う意味です。
本場ドイツで修行し、ドイツ国家資格「製パンマイスター」を取得したオーナー・日高晃作が、この町に縁あって移住し、パン屋を開店したのが5年前。
同じくドイツで修行した「製菓マイスター」のパートナー・日高直子も、製菓を担当しています。
夫婦揃って,ドイツのマイスター
夫婦2人とも、ドイツで5年あまり製パンと製菓を学び、マイスターの資格を取得して帰国。
夫婦でこの資格を取得している日本人は相当珍しいよう。
(後ろの壁に飾られているのが、ドイツの国家資格マイスターの称号の証明書、マイスターブリーフMeisterbrief )